環境省では、地域循環共生圏づくりに取り組んでいる・これから取り組もうとしている行政職員や民間団体職員に向けて、共生圏づくりに活用できる考え方やノウハウ等を学ぶことができるオンラインセミナー(全4回)が開催されます。
当組合を組織化するにあたっては、2020年度から環境省の地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業の活動支援を受けて、関係者で協議を重ねて、様々な試行を繰り返しながら、あるべき姿や組織体制、事業内容を検討してきました。
このたび、第4回セミナー(1月19日13:30-15:00)の講師として弊社専務理事の吉野が、登壇します。第4回テーマは、新たな仲間や応援者を巻き込むための、伝え方・共感の生み方です。
今回は、共生圏づくりプラットフォーム事業の中で関係者と何度も意見交換や現地視察を繰り返してたどり着いた「対馬もりびと協同組合」の設立にまつわるエピソードを中心にご紹介する予定です。林業事業者や漁業者、生態学者といった個性豊かで自身のこだわりもある多様な価値観をもったステークホルダーをどのように巻き込んでいったのか(実際に、まとまりがあるわけはないかもしれませんが、目指すビジョンや方向性は同じであり、互いに必要な存在として認め合っている仲間づくり)。
その他、吉野専務が代表を務める一般社団法人MITの事業活動(ヤマネコと共生する米づくり、磯焼け対策としての食害魚の利活用と島内流通の仕組みづくり)も合わせて取り上げます。
対馬での事例を通じて、身近な仲間や行政、そして島外のパートナーや協力者を巻き込む秘訣(伝え方・共感の生み方)について、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。
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