昭和37年に建設された、昭和63年に閉校になった木造の舟志小学校。
一時期は、舟志地区の団体や対馬市の域学連携の施設として活用をされてきましたが、その後平成30年度からほとんど使われなくて放置されていた市の施設です。
対馬市から廃校利活用の公募がでており、対馬もりびと協同組合として申請をして、令和5年7月31日より使用の許認可をいただきました。

たくさんの荷物や汚れがありましたが、対馬市に荷物の撤去をお願いするとともに、対馬もりびと協同組合の関係者やボランティアの方々により掃除を行い、使える状態に戻しています。
この校舎は、対馬もりびと協同組合の組合員・事務局、パートナーの事務室、森づくりの活動拠点、そして、森林資源を活用した商材・商品開発の拠点として大切に活用していきます。
【事務所】
【もりびとの木工所】
【エッセンシャルオイル製造所】
【グラウンド】
グラウンドには、獣害対策として鹿の多頭捕獲を行うための囲い罠の実証実験を行っているところです。有限会社AIDの技術協力のもとで、休眠預金等活用事業の一環として実験を進めています。
実験が成功すれば、今後は、林業事業者や獣害対策の関係者、行政等との連携により、林業の施業後の伐採地に設置する防鹿柵に罠のシステムを導入します。この手法により、林業事業者による獣害対策への参画と、生け捕りにした鹿の有効活用(ジビエなど)を進めていきます。
【裏庭】
苗床としてモミジやコナラなどの実生を育てています。
その他にも、教室の有効活用(事業化)を検討しています。事業やソーシャルビジネス、調査研究等で、シェアオフィスや実験室、作業スペースとして共同利用をしたい方は、対馬もりびとパートナーになっていただくことや有償が前提となりますが、事務局までご相談ください。
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